日々の雑記
2012-04-01 [長年日記] 編集
_ 新年度
あちゃー、もう来てしまいましたか。世間では今日が入学式というところも少なくないようだが、うちは明日。もっとも、在学生のガイダンスは先週までに済んでいるのである。
とにかく昨年度は何とか乗り切った。今年もスローペースで行こう。といいつつ、メールでの卒論相談を片付けたり。
2012-04-05 [長年日記] 編集
2012-04-06 [長年日記] 編集
_ 授業のアシスタント
非常勤講師の先生にシステムの説明など。出身高校の種類に偏りがあるためか、キー入力の速度の差が大きい。
_ [授業] 第1回
最初なので飛ばさずに進む。そして、いつもよりも自己紹介の内容を増やした。普段あまり露出しないので、自分にしては珍しいことである。しかし、今まで誤解を受けることも多かったようなので方針転換。
_ Moodleへの登録やメールシステムへの登録がうまく行かなかった学生が数名いるようである。来週以降のフォローが必要となった。
_ 3年ゼミ
Moodleを使うかどうか迷ったが、こちらもサイボウズLiveにする。スケジュール管理がややこしくなってきたためである。学生は抵抗なく使い始める。そして、ほとんどの学生がスマートフォン持ち。ガラケーは私ともう1人くらいである。
仕事にも使いたいのだが、「大人」に説明する方が面倒であろうと予想されるので使えない。
2012-04-12 [長年日記] 編集
_ [ゼミ] 4年生
就職活動との関連が大きいのは分かっているが、進度に差がありすぎである。そして全員揃わないので、やむなく個人指導をしていると、あっという間に自分の使える時間がなくなる。以前にも考えていたが、やり方を変えること。自主性に任せても大丈夫でない人が増えているのだから。
_ 会議とかプレゼンテーションとか
長々しい割には伝えるべきコトが伝わっていない病が学科内に蔓延している感じ。そのため会議は長くなるし、学生の中に誤解が生まれるし……。
2012-04-13 [長年日記] 編集
_ [ゼミ] 3年生
メンバーが決まったときから予想されたことだが、外に出す前に、まずその状況を変えておかないと非常にまずそうである。
ちなみに、ゼミ所属学生を選ぶ権利は、うちの学科の教員にはない。しかし、次回はちょっとハードルをあげるようにしよう(「次回」があれば、の話だが。次年度も〔以降、最低2年間は続けて〕仕事を続けるということだからね)。
_ そして、もう1点思い出したので追記。今きている人達の決して少なくない人数が、大学教員の仕事を授業のみと思っているのではないかという疑惑。(某先生みたいに授業のコマ数も少ないし、他の業務もしないっていう人は殆どいないんだよと言ってみたい。 ハラスメントになるから言わないけど。)今までのゼミ生は言わずとも分かっていたことなのだが、今年の人達には、もっと一般化して、「そもそも仕事というものは…」から話を始めないといけないようだ。
2012-04-21 [長年日記] 編集
_ ラーニング・コモンズとか…
あったらいいのにと思うけれど、予算が〜って言われるだろうな。補助金申請する余裕はないしね。
中日新聞 4月21日〔滋賀〕「大学図書館で学習空間の設置進む」http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20120421/CK2012042102000018.html
県内の大学図書館で、学生らが自由に話し合ったり、グループ学習ができる空間「ラーニング・コモンズ」の設置が進んでいる。従来の一人一人が静かに学習する図書館とは異なり、学生同士がお互いに学び合う場として活用されそうだ。
ラーニング・コモンズとは、複数の学生が集まって、パソコンや本を用いて議論を進めていく学習の場。図書館職員が学習を支援をしているところもある。
文部科学省によると、二〇〇〇年に国際基督教大(東京都三鷹市)、〇三年に横浜国立大(横浜市)が先駆的に取り組み、〇七年にお茶の水女子大(東京都文京区)がラーニング・コモンズの名称で始めた。
県内では、草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスの二つの図書館に、四月からラーニング・コモンズ「ぴあら」がそれぞれ設けられた。ぴあらは「ピア・ラーニング(仲間と学ぶ)」の略。机といすの脚にはキャスターが付いていて、自由に移動させることができる。
ぴあらの壁はホワイトボードでできているため、ミーティングで利用したり、数式を書いて話し合える。大型のテレビが設置され、パソコンの画面をテレビに映し出して大勢で見ることもできる。
授業後に毎日利用しているという生命科学部二年の芦野佳那子さん(20)は「友達と分からないところを話し合ったり、意見を言い合って違う視点で考えることができる。図書館で借りた資料も共有することができるので便利」と話す。
理工系の図書を扱う図書館内の「ぴあら」には、数学、物理、化学、生物の問題を質問できるカウンターを設置。若手講師や大学院生が平日の夕方に常駐している。薬学部二年の左高史織さん(19)は「授業で分からないところを質問できるのでうれしい。テスト前は毎日利用したい」と積極的に活用する考えだ。
県内では、ほかにも滋賀大の彦根キャンパスと大津キャンパスに、二〇〇六年度からそれぞれグループ学習室が設けられた。二十人ほどが入るスペースで、パソコンにつなぐ大型テレビがある。予約制で、三人以上で三時間利用することができる。
龍谷大は京都市の深草キャンパスに四月に設け、稼働率を見て大津市の瀬田キャンパスにも開設を検討する。
ラーニング・コモンズは全国の大学図書館七五五館のうち、現在八十館に設置されている。
(猪飼なつみ)
2012-04-22 [長年日記] 編集
_ 学習ポートフォリオ
1年の前期なら、まず紙媒体で作らせるのが無難と思う。だいたい慣れてきたら、少しずつ電子化の方向で進めるとよいのではないか。
昨年度は、学生の手書き資料をこちらでスキャンしてPDFにし、各自にファイルをサーバー経由で渡して、Moodle内に貼り付けさせるということもやってみた。こうすると、各自のログに残るので、教員も学生も参照しやすい。熊大開発のプラグイン( http://mdl01.kumamoto-u.ac.jp/mm/course/view.php?id=3 参照)を入れられると、もっと広がるであろうことは予想できるが、これは自分管理のものでないので難しい。
_ Maharaについては本を読んでみたのだが、すぐに取り入れられそうにはない。もう個人でサーバー管理するエネルギーがない。大学で導入してくれるとよいのだけれど、こういうことをやりたいと考える人間は、うちの大学ではごく少数(自分1人かもしれない)だし、まず無理だろうなあ。
_ ついでに、各種初年次教育について。フィードバックが遅いのは学生の役に立たないと思われるので、なるべく早くすることが必要。複数人に回す必要があるならPDFにして送ればよいので、長い時間かけて回覧するのは無駄である。大学が行うものとの連携を考えなければならないが、あわせてポートフォリオを作らせるのがよいのではないかと考えている。1ヶ月経ってしまったが、まだ間に合うかな…
2012-04-25 [長年日記] 編集
_ Sigil
を使って、電子書籍を作ってみるテスト。要するにhtmlなので、コンテンツを用意すれば大丈夫。今は、アウトラインを作っている段階であるが、iPadなど各種機器でプレヴューしながら進行中。
_ 学会誌の電子化
先日の話。さあ学会誌を片付けるぞと、勇んで裁断機のある部屋に行ったら、裁断機は故障のため修理に出されたところであった。仕方がないので持ち帰ったが、これは研究室内で非常に場所を取るのである。
学会が既に電子化しているものはよいとして、そうでないものを一刻も早くファイルにしてしまいたい。体積の割に、普通の本より重いので扱いが大変なのだ。