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2012-04-21 [長年日記]

_ ラーニング・コモンズとか…

あったらいいのにと思うけれど、予算が〜って言われるだろうな。補助金申請する余裕はないしね。

中日新聞 4月21日〔滋賀〕「大学図書館で学習空間の設置進む」http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20120421/CK2012042102000018.html

県内の大学図書館で、学生らが自由に話し合ったり、グループ学習ができる空間「ラーニング・コモンズ」の設置が進んでいる。従来の一人一人が静かに学習する図書館とは異なり、学生同士がお互いに学び合う場として活用されそうだ。 

ラーニング・コモンズとは、複数の学生が集まって、パソコンや本を用いて議論を進めていく学習の場。図書館職員が学習を支援をしているところもある。

文部科学省によると、二〇〇〇年に国際基督教大(東京都三鷹市)、〇三年に横浜国立大(横浜市)が先駆的に取り組み、〇七年にお茶の水女子大(東京都文京区)がラーニング・コモンズの名称で始めた。

県内では、草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスの二つの図書館に、四月からラーニング・コモンズ「ぴあら」がそれぞれ設けられた。ぴあらは「ピア・ラーニング(仲間と学ぶ)」の略。机といすの脚にはキャスターが付いていて、自由に移動させることができる。

ぴあらの壁はホワイトボードでできているため、ミーティングで利用したり、数式を書いて話し合える。大型のテレビが設置され、パソコンの画面をテレビに映し出して大勢で見ることもできる。

授業後に毎日利用しているという生命科学部二年の芦野佳那子さん(20)は「友達と分からないところを話し合ったり、意見を言い合って違う視点で考えることができる。図書館で借りた資料も共有することができるので便利」と話す。

理工系の図書を扱う図書館内の「ぴあら」には、数学、物理、化学、生物の問題を質問できるカウンターを設置。若手講師や大学院生が平日の夕方に常駐している。薬学部二年の左高史織さん(19)は「授業で分からないところを質問できるのでうれしい。テスト前は毎日利用したい」と積極的に活用する考えだ。

県内では、ほかにも滋賀大の彦根キャンパスと大津キャンパスに、二〇〇六年度からそれぞれグループ学習室が設けられた。二十人ほどが入るスペースで、パソコンにつなぐ大型テレビがある。予約制で、三人以上で三時間利用することができる。

龍谷大は京都市の深草キャンパスに四月に設け、稼働率を見て大津市の瀬田キャンパスにも開設を検討する。

ラーニング・コモンズは全国の大学図書館七五五館のうち、現在八十館に設置されている。

(猪飼なつみ)


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